コニカミノルタ科学技術振興財団 JAMITハンズオンセミナー
概要
深層学習の実行環境は,比較的簡単に構築できる.本ハンズオンでは,参加者は.事前に提供されるセットアップ資料に基づいて,自分自身のコンピュータにTensorFlow/Keras/Pythonによる実行環境を構築し,その上で画像分類/領域分割/回帰/異常検知について,医用画像を利用した基本的な課題を実行する.また,必要に応じてDICOMファイルの読み込みなどの前処理の方法や,構築したモデルの保存/読み込みといった実践的な方法についても触れる.そして,課題に応じた評価方法についても考え方と処理方法を実践的に習得する.
本年の特徴
本ハンズオンは,コニカミノルタ科学技術振興財団助成事業として,初心者や初学者である学生/若手研究者の支援を目的として実施する.学会期間中5回(各回90分程度)のセミナーを実施する.5回の内容は以下の特徴がある.小さめのデータベースと取り組みやすい内容を用意する.
- 第1回 入門編:環境構築から自分の管理する画像の分類まで
- 第2回 画像分類:自分で構築するデータベースとその分類
- 第3回 領域分割:U–Netを利用した領域分割
- 第4回 回帰:画像から数値を予測
- 第5回 異常検知:AutoEncoderを利用した教師なし学習入門
開催形態・会場
ウェブ開催される大会に合わせて,ハンズオンセミナーもウェブ上で開催します.事前に公開するセットアップ資料と題材に基づいて,セミナー開催までにご自身のPCに環境を構築してください.なお,オンライン参加のためにはZoomによる接続が必要です.
参加登録
ハンズオンの参加は,ハンズオン専用ウェブページから可能です.
http://micv.sakura.ne.jp/jamitho/
なお,JAMIT2020大会への事前登録が必要です.JAMIT2020大会の参加登録がない方は,ハンズオンに参加できません.JAMIT2020大会参加者は,ハンズオンに無料で参加できます.
登録後のスケジュール
9月7日 | セットアップ資料公開 |
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9月14日 | コース資料の公開 |
9月17~19日 | セミナー開催(オンライン) |
各回の予定:90分
00:00~00:05 | 達成目標の確認 |
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00:05~00:10 | プログラム実行のデモ |
00:10~00:20 | 自分のPCでの実行確認 |
00:20~00:30 | スクリプトの説明 |
00:30~00:40 | 結果の確認/評価方法 |
00:40~00:50 | 自分のPCでの実行結果確認 |
00:50~01:00 | 問題点や限界の説明 |
01:00~01:15 | ご自身での改良,結果の確認 |
01:15~01:25 | 実習継続・質疑応答 |
01:25~01:30 | 全体まとめ |
運営スタッフ
原 武史(岐阜大学)
李 鎔範(新潟大学)
中田典生(東京慈恵会医科大学)
小田昌宏(名古屋大学)
協力
本セミナーは,コニカミノルタ科学技術振興財団の支援を得て実施しています.また,岐阜大学人工知能研究推進センター,東海国立大学機構医療健康データ統合研究教育拠点の協力で実施します.